さとうのりこ

画家

さとうのりこ(Noriko Sato)


Instagram:https://www.instagram.com/takashaya10/


~About Me~

蓮に出会ってから30年以上経ちました。それから魅せられっぱなしでいます。

最初は、ただ蓮の花の美しさをキャンバスに写し取ることだけを考えて描いていました。


ところが、ある年の秋、毎年夏に必ず訪れる蓮池に行ってみると、花の時期には大勢の人が押し寄せてとても賑やかだったその場所は、私以外誰もいなくて、辺りはしーんと静まりかえっていました。すっかり枯れてしまった蓮の葉たちが、時折吹いてくる風に揺れてカサコソと葉擦れているだけでした。水面には抜けるような秋の青空が映っていました。


そのとき私は、「花は綺麗だけど枯れた葉っぱは汚い、別に見たくない、現に誰も見にくる人もいない。だけど、それは人間の勝手な考えに過ぎない。蓮はそんな人間のことなんか関係なく、黙々と蓮の生を生きてるんだ!」ということに気づきました。

そして、一枚一枚思い思いの形に枯れていっている蓮の葉たちに、自分が重なって見えました。そう思うと、それぞれがとても愛おしく、美しいと感じたのです。


そうして枯れた蓮をモチーフに描きはじめて2枚目の作品が『神無月 Ⅱ 』です。この作品が第97回ニ科展で特選をいただきました。それまで賞と名のつくものには全く無縁だった私にとって、本当に思いがけないことでとても驚きましたし、大変な喜びでした。


以来、蓮を描き続けています。まだ描き足らないと思っています。

この宇宙の本質は『慈悲』だと感じている今は、目に見える見えないに関わらずあらゆる存在に降り注いでいる『慈悲』を青い蓮の花びら=散華に託して描いています。


~Biography~

1957年 東京生まれ

1974年 第59回二科展 初入選

1980年 玉川大学芸術学科美術·油絵科 卒業

    卒業制作学校買い上げ

1999年 第53回女流画家協会展初入選

2012年 第97回二科展 特選

2013年 第98回二科展 会友推挙

2014年 第99回二科展 会友賞

2019年 第73回女流画家協会展 奨励賞

2021年 第74回女流画家協会展ターレンスジャパンB賞

    会員推挙(2024年退会)

2025年 第109回二科展 会員推挙

現在 二科会会員

   日本美術連盟会員

   県央女流作家協会会員(神奈川県)

【個展】

2001年 相模原スペース游

2013年 千駄木画廊

2014年 銀座澁谷画廊

2018年 千駄木画廊

2020年 銀座ギャルリー志門

2023年 銀座ギャルリー志門

2025年 京橋ギャルリーSOLEIL

他、グループ展多数

作品(上)「神無月 Ⅱ」2012年 第97回ニ科展 特選/大雲山東照寺所蔵

F100号/キャンバス、油彩


作品(下)「長えに憶う(とこしなえにおもう)」

F80号/キャンバス、油彩、アクリル

墨絵の風合いと散華をうまく融合させ、油彩で表現しようと試行錯誤してようやくできた作品。


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✤さとうのりこさんのこと✤
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