佐々木里華
画家
佐々木里華(Satoka Sasaki)
~About Me~
幼稚園で初めて描かせられたのは、お母さんの絵でした。私は長いこと考えて、買い物かごを腕に掛けた母の全身像を描きました。
壁に貼り出された時、あれっと思ったのを覚えています。他のみんなは画用紙に顔だけを描いていました。私は間違ったのかなと思いました。
小学1年生のお題は初めて受けた身体測定の様子でした。白のパンツ姿を並べて描いているうちに退屈になり、だいだい色のパンツの子をひとりいれました。
絵を描いていた母はいつも私の絵を面白がって、だいだい色のことをきれいなバーミリオンねと言ってました。また、1本のきれいな線をひく難しさをも教えてくれました。
小学生の時からモディリアーニが大好きで真似してへんてこな絵を面白がっていっぱい描きました。
今でも子どもの時のように、自由に楽しんで表現できているか、迷いなく線がひけているか自問自答しながら描き続けています。
~Biography~
鹿児島県出身
1984年 瀧富士美術賞
女子美術大学洋画科 卒業
第69回二科展 初出品 特選
2001年 第86回二科展 パリ賞
文化庁現代美術選抜展 出品
2006年 第3回二科東京支部展 大賞
現在 二科会会員
作品(上)「すりぬける季節」
F6号/キャンバス、アクリル
作品(下)「黄色のブーケ」
F6号/キャンバス、アクリル
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