弘高空手部①
明日は旧正月。いろんなことが追い付かないので、都合良く旧暦に合わせたりしています。
明日からまたスタートが切れる♪ という気分で!
今月はたくさんのことが動いてちょっと一段落しました。
私がどう進んで行くかはこれからなのですが、心も体もわりと強靭なので大丈夫です。
強靭というか、何でもたいしたことないと思ってしまうたちなんだと思います。
自分の中のモヤモヤは息してると抜けていくし、体を動かすとクリアになります。
現在はやっておりませんが、空手道も心と体の鍛錬にすごく良いです。
下記は稽古のあとに皆で正座して読み上げる松濤館の道場訓。
一、人格完成に努ること
一、誠の道を守ること
一、努力の精神を養うこと
一、礼儀を重んずること
一、血気の勇を戒むること
これ、わかっているつもりでしたが、調べてみたら誤解していたこともチラホラ…。あぁなるほど、その通りよね!と思いました(最後の方に記しておきます)。
この道場訓を汗だくで唱和していた弘前高校空手部の仲間とも、卒業以来という長い時を経て風の蔵で集うことができました。
皆、私なんてもんじゃなく空手愛にあふれているということが、今更ながらわかってびっくりしました。
空手を夢にまで見るほど思い詰めて練習していたと言う慶典さん、試合や合宿などの思い出を私とは違う視点で事細かに覚えている川島くん、空手への感謝が止まらない幸せな男・竜太郎先輩、空道大道塾師範のみならず唯我流を創始して指導されている渡邉先生(先生は空手部ではなく竜太郎先輩のおかげで出会えた方です)。
私は社会人になってからも道場に通っていた時代がありましたが、空手の人たちってわりと繊細な方が多いです。何でそう思うのかな?ここに集まった皆にもそう感じました。強さだけじゃなくて、その道の美に魅入られて鍛錬するからなのかもね。
風の蔵の思い出とは別ですが、ここ2年くらいで空手部の仲間とけっこう会えたので~弘高空手部②~として次に投稿を続けます。
※写真1はcopyright風の蔵
【松濤館道場訓】
一、人格完成に努ること
空手道の修行を行うものにとって目標として一番大切なことである。日々の厳しい稽古の中でお互いの人格を尊重し、人間性の向上発展に努力することが必要である。第二条以下の道場訓はすべて第一条の目標達成の方法である。
一、誠の道を守ること
誠とは真心であり、ひとたび口にしたことは必ずやり遂げる、これが誠の道なのである。言ったことは実行する、嘘をつかない、ということが人からの信頼を高める根本である。
一、努力の精神を養うこと
何事も努力なくしては成功することはできない。このことは理屈でわかっていてもなかなか実行できないものである。そこで努力するためにはまず精神、即ち心から決意する必要がある。そして決意したことに努力して立ち向かっていく、そうでなくては何事もなしえない。
一、礼儀を重んずること
礼儀とは、最も人間性のあらわれであり、秩序の根本である。相手を尊敬して礼をすることも当然でありうるが、実は礼儀は自分自身のためにあるということを知らなければならない。初対面で相手に対して、堂々としかも丁重に礼をすれば、相手は感応して信頼を高めることができる。人間の真価は礼節にあらわれる。決しておろそかにすべきではない。
一、血気の勇を戒むること
人間はとかく我が儘な心に支配される。ちょっとしたことにでもすぐカーッとなって腹を立てる。相手に突っかかる。本人は勇ましく振る舞っているつもりかもしれないが、端から見ると滑稽なものである。空手道の修行に励むものは、些細なことですぐ腹を立てるようでは、空手道の名に恥じる。 腹が立った時には、にっこり笑えるほどの心のゆとりを持つことが大切である。
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