冬の足音(F100号)

2021年 第105回記念二科展 入選 


うっすらと積もった雪についた人や猫の足跡。ついさっきそこを通ったという温かみのある気配を感じます。

雪を上から下へ目で追うという視覚的効果を考えて、ゆっくりと視線が中心(主役の足跡)に向かうように雪を降らせました。


この作品はSNSでフォローしている在仏日本人のLinさんに許可をいただき、写真をお借りして描きました。Linさんの感性のおかげで描いた作品です。


下は ↓ 部分のクローズアップです。猫、兎、馬、鳥が隠れています。馬はこじつけ、鳥に至っては目の錯覚です(笑)