ひまわりのシュークリーム Ⅰ <No.8>(F100号 )

2014年 第99回二科展 入選 


「ひまわり」は2階まで吹き抜けになっています。入口正面にあるこの階段は非常に存在感があり、お店の顔とも言えるかもしれません。

画面左下に名物のシュークリームを置いて、階段と面白く対比(呼応)させるようにして描きました。


下記は、雑誌『美術の窓』に掲載されたときにいただいた寸評です。

「ひまわりという名前の喫茶店の内部なのだろう。階段があって、二階がある。一階の木のフロアには向かい合わせに椅子が置かれている。上から電気の照明が下方を照らす。左下のテーブルにはシュークリームが二つ、コーヒーカップが一つ、水が一つ。一つひとつを手で触って描いていったようなマチエールが堅牢で温かく、それぞれの質感を表しながら、独特の構成要素となって、親密な人間的な気配を表す。よそよそしさも他人行儀もない、このひまわりを経営する人がつくりだした空間のもつ性質を、面白くしっかりと表現している。」