スペインの料理人(F100号)
2007年 第92回二科展 入選
この作品は、スペイン・バルセロナのLos Caracoles(ロス・カラコレス)という、1835年創業の老舗レストランの厨房を描いたものです。何人ものシェフが忙しく調理をしていて、客の喧騒とともに大変活気がありました。
15年も前の作品でなんだかヘタクソなのですが、ヘタウマに見えるのか?雑誌『美術の窓』に掲載されました。以下、美術評論家・高山淳氏の寸評です。
「レストランのキッチンを描いている。四人の人物と料理を淡々と描写していて、独特の情感が生まれている。とくに肩肘張らずに料理をつくっている場をすこし上から眺める視点で面白い構図となり、フォルムが生き生きとしている。」
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