名曲珈琲ひまわり No.17(F100号)

2017年 第102回二科展 会友賞 


「名曲&珈琲ひまわり」シリーズ⑫

ゆっくり投稿なので長くかかってしまいましたが、ひまわりシリーズこれで最後です。


ひまわりの入口。ケーキを箱詰めしているマダムの後ろ姿。

この作品は第102回二科展で会友賞をいただきました。

先日投稿したNo.16の作品とあわせて2点入選だったので、会場に2点展示されました(※写真2枚目)。


下記は雑誌『美術の窓』に掲載されたときの磯部靖氏による寸評です。

じっくりと描き込んだ店の中の情景。ケーキが入れられたショーケースがあったり、土産物が入れられたショーケースがあったり、見ていて楽しい。古民家のような味わい深い雰囲気もある。画面の中で徐々に広がっていくようなじんわりとした光の扱いが魅力の作品。


このNo.17の作品を最後に、二科展にひまわりの作品を出品するのはいったんお休みしています(と思ったらもう1点ありました…)。

ホームページに投稿しているのはお気に入りの作品だけなのですが、二科展用の50号~100号の大作が18点、小品を入れるともっとなのでそろそろ苦しくなってきました。何しろ弘前に住んでいないので十分な取材ができないのです。帰省のときにとはいってもいまいち落ち着かなくて。描きたいと思えるものを見つけたらまた描こうと思っています。


私と同じ年の息子さんも、もう10年以上前から店を継いで頑張っています。38年後、創業100周年を一緒に迎えられますように!


※写真3枚目…地元の学生が制作する「弘前ポスター展総選挙」で2020年グランプリに輝いた「名曲&珈琲ひまわり」のポスター。ノスタルジックで素敵♪コーヒーに浮かび上がっているのがひまわりのマダムです。

※写真4枚目…おまけ。名曲珈琲ひまわり No.12(F80号 112cm x 145.5cm)2015年 第100回二科展 審査出品