名曲珈琲ひまわり No.14(F50号)

2017年 第102回二科展 審査出品 


「名曲&珈琲ひまわり」シリーズ⑩

あれやこれやで忙しく……も言い訳にならないくらいご無沙汰してしまいましたm(_ _)m でも再始動!「名曲&珈琲ひまわり」の続きを投稿します。


ひまわりはクラシック音楽が流れる喫茶店です。このシルエットの2作品は、音楽を聴きながらもの思いにふけっている様子を描いたものです。こちらは2階の窓辺。投稿を分けたNo.7の方は1階です。


昔は店自慢のステレオ装置から流れる音の他に、ヘッドフォンを設置したブースもあったそうです。客のリクエストも受け付け、午後3時と7時には店側が薦める曲も流し、飲食メニューの他に1か月分の曲目を紹介する音楽プログラムも用意していたそう。レコードやステレオが高嶺の花だった時代、コーヒー1杯で音楽の世界に浸ることができる貴重な場所だったのです。


現在は、1階は絵画などを展示するギャラリーとして(私も個展をやらせていただきました)、2階はピアノやオルガンがあるので音楽サロンとして使われています。普通に喫茶店営業をしているなかで、絵画の鑑賞ができたり、歌の会やミニコンサートが催されているのが素敵ですよね!